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コラム:DHA・EPAの基礎知識「なぜ日本人は魚をたくさん食べるようになった?」

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    • なぜ日本人は魚をたくさん食べるようになった?

クロフォード教授は、シンポジウムで研究発表をしたのですが、それにさきだち、どうして日本人が魚をたくさん食べるようになったのか?という疑問に対して、とても示唆に富んだことをいっています。

あなたは、魚がおいしいから食べるようになったのではないの?と思うでしょう。

しかし、どうして日本で食べる魚がおいしいのか、ということについてまで考えたことはなかったでしょう。

水産関係、特に遠洋漁業にたずさわる人は、「日本の魚はうまい。赤道近辺で食べる魚はあまりおいしくない」ということを言っています。

どうしてそのようなちがいが出るのでしょう。

答えのヒントとなることを、クロフォード教授は言ったのです。

少し長い引用になりますが、非常に示唆に富み、自然の豊かさとは何かまで教えてくれていますので、読んでください。

「地球という惑星に生命が誕生した段階で、いろいろなものがあたえられた。そしてそれは加熱した状態であたえられたわけです。それが生成され、冷却され、水素と酸素が結合して水が生まれたわけです。その水が地表、あるいは表面に維持され、冷却が進むにつれて水がより表面に蓄積していった。

その水が蓄積すると、豊富な化学物質が泥あるいはスープのような形で海洋という形を作っていったわけです。そしてこのような海洋、大洋によって生命が誕生していったわけです。

(略)

いったい、このような地表の洗浄のプロセスというのは、何だったのか。

これは大きな海洋という、地球の3分の2をカバーする面積のものを生んだだけでなく、土壌あるいは土が、そもそもの豊かさをはぎとられてしまったということです。

つまり地面から豊かな物質が海に流れこんできたわけです。そして豊かな海から生命が生まれたわけです。

そしてもちろん生命の起源の豊かな資源、あるいは要素として、今も海はそうした要素を持っているのです。

(略)

私は日本に来るとき、マッキンレーの上を通ってきたわけですが、ここでも洗浄のプロセスが見られるわけです。

マッキンレーは凍結していたので凍結という形での洗浄でしたが、とにかく、川がマッキンレー山から流れ出ているのがわかります。このような形で海に向かって洗浄のプロセスが始まるのです。

そして最終的には、このような形で三角洲に入るわけです。そしてここで、海産の食物連鎖というものが始まっていくのです。すべての微量元素、地上にあった栄養素が海に流れこみ、海での食物連鎖をするのです。」

ここで引用したのは、シンポジウムの速記録ですが、文字が頭の中ですべっていくという人もいるでしょう。

そんな人は、とにかくクロフォード教授の最後の行「そして最終的には〜」だけでも読んでください。どういうことかわかってくるはずです。

クロフォード教授の言葉は、日本でとれる魚がどうしておいしいのか?という疑問の答えを秘めているといっていいでしょう。

それは最後の行に隠されているのです。

(続く)

さて今後、DHA+EPAの健康効果についてご説明していきますが、ご興味がある方は今人気のDHA+EPAサプリメントを試してみてはいかがでしょうか。

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