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今、DHA+EPAサプリメントの人気が高まっています。その理由は何でしょうか?その秘密をわかりやすく解説します。

コラム:DHA・EPAの基礎知識「DHAとはいったい何なのだろう?」

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    • DHAとはいったい何なのだろう?

さて、脳にとって大切なDHA。いったいその正体は何なのでしょうか。これがわからなくては、話が先になかなか進みません。

また、科学的に本当に脳や体にいいということがわからなくては納得しないという、ガンコな人もいるはず。そこで、DHAについてわかりやすく解説していくことにします。

DHAとは、Docosa Hexaenoic Acid(ドコサ ヘキサエノイック アシッド=ドコサヘキサエン酸)のそれぞれの頭文字、D、H、Aをとったものです。

このDHAは別の略し方をすることもあって、C22:6n−3、または22:6などと略記することがあります。

どうしてそんなややこしい略になるのかというと、これはDHAの語源となっている分子の仕組みを表しているからなのです。

もう少しくわしく見てみましょう。

DHAは、炭素が22個。酸素が2個、そしてそのまわりにたくさんの水素がくっついてできているのです。

炭素には、4つの手足があり、それが22個並んでいます。

酸素は手だけがあって、2本。それが2つあります。

そして水素はそれらの手足につくボールと考えてください。

こうした組み合わせがちょっとちがっただけで、まったく別の物質になってしまいます。

このDHAに似ているのは、α−リノレン酸、EPA(エイコサペンタエン酸)といったものです。

この2つは、DHAの炭素と水素の数が、ちょっとちがっただけのものなのです。

また別の組み合わせによってできるものとして、リノール酸やアラキドン酸があります。

これらは、α−リノレン酸やEPAなどとは別の親戚です。

いがみ合っている親戚が2つある、と考えたらいいでしょう。

α−リノレン酸、EPA、DHAの親戚(n−3高度不飽和脂肪酸)。

リノール酸、アラキドン酸の親戚(n−6高度不飽和脂肪酸)。

n−3とn−6は、化学結合の仕方が一部分ちがっていて、Cから始まる配列の3番目に初めて二重結合があるのがn−3、6番目にあるのがn−6です)

この2つの親戚はいがみ合っていますから、どちらか一方に顔を出すこともありません。

つまり、DHAがリノール酸にはなりませんし、逆にリノール酸がDHAにもならないということです。

さて、DHAの作りや親戚がわかったところで、DHAはどこにあるのでしょうか。

これは魚の油の中にたくさん入っているのです。自然界では、ほとんどが魚の油にあると考えていいでしょう。

DHAと、α−リノレン酸やEPAなどは親戚同士といいましたが、その効果はどのようにちがうのでしょうか。

これはとても素朴な疑問なのですが、残念ながらよくわかっていません。

ただし、体の中での機能がはっきりとちがうことだけは確かだということです。

(続く)

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