今、DHA+EPAサプリメントの人気が高まっています。その理由は何でしょうか?その秘密をわかりやすく解説します。
コラム:DHA・EPAの基礎知識
さて、数々の研究から、腸で吸収されたα−リノレン酸は、血液中に入っていき、肝臓などでDHAなどに変化することがわかったのです。 人間の体(もちろん、ネズミもふくめて)はおもしろいもので、こんな働きをするのです。 そして、肝臓などからDHAが血液中に出ていくのです。 α−リノレン酸とリノール酸とはちがいますが、リノール酸の場合も同じように変化し、アラキドン酸になることがわかっています。 このようにα−リノレン酸やリノール酸をふくんだ食品を食べると、肝臓などの臓器でDHAやアラキドン酸が作られるわけです。 たった今、「肝臓などの臓器」といいましたが、他の臓器ではどうなのでしょうか。 たとえば、脳の場合はどうでしょう(脳ももちろん臓器のひとつです)。 これについても実験をしてみました。 ・実験 脳の酵素を含んだ溶液に、高純度のEPA(DHAと親戚にあたる高度不飽和脂肪酸)を加えて反応を調べてみました。 反応があれば、それによってDHAができることになります。ということは、脳が肝臓と同じようにDHAを作ることができることになるわけです。 ・結果 残念ながらほとんど反応はありませんでした。EPAの減少も、DHAの増加もなかったのです。 この結果はどういうことだったのかというと、脳はDHAを作りだすことを自分ではほとんどできないということです。 つまり、肝臓などの臓器によってDHAを作ってもらい、それを血液に運んでもらって吸収しているということなのです。 (続く) さてDHA+EPAの健康効果についてご興味がある方は、魚料理に加え、今人気のDHA+EPAサプリメントを試してみてはいかがでしょうか。 >>>DHA+EPAサプリメント比較はこちら
さて、数々の研究から、腸で吸収されたα−リノレン酸は、血液中に入っていき、肝臓などでDHAなどに変化することがわかったのです。
人間の体(もちろん、ネズミもふくめて)はおもしろいもので、こんな働きをするのです。
そして、肝臓などからDHAが血液中に出ていくのです。
α−リノレン酸とリノール酸とはちがいますが、リノール酸の場合も同じように変化し、アラキドン酸になることがわかっています。
このようにα−リノレン酸やリノール酸をふくんだ食品を食べると、肝臓などの臓器でDHAやアラキドン酸が作られるわけです。
たった今、「肝臓などの臓器」といいましたが、他の臓器ではどうなのでしょうか。
たとえば、脳の場合はどうでしょう(脳ももちろん臓器のひとつです)。
これについても実験をしてみました。
・実験
脳の酵素を含んだ溶液に、高純度のEPA(DHAと親戚にあたる高度不飽和脂肪酸)を加えて反応を調べてみました。
反応があれば、それによってDHAができることになります。ということは、脳が肝臓と同じようにDHAを作ることができることになるわけです。
・結果
残念ながらほとんど反応はありませんでした。EPAの減少も、DHAの増加もなかったのです。
この結果はどういうことだったのかというと、脳はDHAを作りだすことを自分ではほとんどできないということです。
つまり、肝臓などの臓器によってDHAを作ってもらい、それを血液に運んでもらって吸収しているということなのです。
(続く)
さてDHA+EPAの健康効果についてご興味がある方は、魚料理に加え、今人気のDHA+EPAサプリメントを試してみてはいかがでしょうか。
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