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さて、胎児が成長して脳細胞も作られていくとき、お母さんのほうにＤＨＡが不足していたらどんなことになるのでしょうか。

お母さんからもらえるはずのＤＨＡが、なかなかやってこないとします。そうなると、脳の細胞膜を作るリン脂質が十分にできないわけです。

つまり脳細胞を増加させなければならないときにそれができなくなってしまうのです。

すると、どうなるのでしょうか。

最悪の場合、流産や死産になってしまいます。また、脳の細胞の数が少ない子供が生まれてくることもあるのです。

お母さんのおなかの中で受精卵が着床し、細胞分裂が始まるときから、ＤＨＡが影響するのです。

ＤＨＡをとるということは、つまり魚をたくさん食べているかどうかということになってくるわけです。

ではどのくらい魚を食べれば、胎児にとってＤＨＡが十分にいきわたっていると考えられるのでしょうか。

最低でも、週に２、３回は魚を食べたいものです。

そうすれば、胎児にとってＤＨＡが欠乏状態になるということはないでしょう。

が、魚のＤＨＡは多くとればそれにこしたことはないといえます。

ということは、毎日の食卓に魚をのせることが胎児にとっていいということにもなるでしょう。

頭の良い子どもを産むためには、お母さんがたくさん魚を食べ、ＤＨＡをとって胎児に送ってあげることが大切なのです。

（続く）

さてＤＨＡ＋ＥＰＡの健康効果についてご興味がある方は、魚料理に加え、今人気のＤＨＡ＋ＥＰＡサプリメントを試してみてはいかがでしょうか。

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