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さて、ＤＨＡがガンを予防するかもしれないということも実験段階ですが、実証されるようになってきました。

魚にふくまれているＤＨＡが、頭を良くするだけでなく、また老人性認知症の予防や治療に役立ち、今や死亡原因のトップになっているガンにも効果を発揮するかもしれないのです。

ＤＨＡは、それだけ注目すべき物質です。

日本人の場合、以前多かった胃ガンは減少し、肺ガン、膵臓ガン、大腸ガンなどが増えています。

これらのガンの原因としては、どのようなことが考えられるのでしょうか。今やガンは、ひと昔前までの不治の病ではなくなってきています。ですから、原因についても研究がなされているわけです。

まず環境による因子が８０パーセント以上。その８０パーセントの中で、食べ物が原因として考えられるのは、男性で約６０パーセント、女性で約４０パーセントと推定されています。

これで、食べ物によってガンが引き起こされることが多いことがおわかりでしょう。

どんな食べ物を食べるとガンの原因になっていくのでしょうか。それには、脂肪がとても関連があることがわかってきているのです。

脂肪の摂取量とガン（特に、乳ガン、大腸ガン、膵臓ガン、肺ガン、前立腺ガン、子宮ガン）などの死亡率とのあいだに、相関関係があることが、すでに研究データによって明らかにされているのです。

もうちょっとくわしく説明することにします。

脂肪の摂取量が関係しているといいましたが、単に摂取する量だけが問題だということではありません。では何が問題かというと、脂肪の質＝脂肪酸のちがいが深く関係しているということなのです。

戦後の日本は経済で高度成長したのに比例して、食生活も欧米型になってきました。それによってガン（特に大腸ガン、乳ガン）がふえたというデータもあるのです。

近年は和食が見直されるようになってきましたが、それでもまだ欧米型の食生活をする人が多いですね。これは何を意味しているかというと、今後、乳ガンや大腸ガンが今まで以上に多くなることが予想されるということになります。

（続く）

さてＤＨＡ＋ＥＰＡの健康効果についてご興味がある方は、魚料理に加え、今人気のＤＨＡ＋ＥＰＡサプリメントを試してみてはいかがでしょうか。

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