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コラム:DHA・EPAの基礎知識「こんなにある老人性認知症の原因」

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    • こんなにある老人性認知症の原因

さて、ボケ老人の症状をくわしく調べてみると、昔の記憶ではなく、新しい記憶がうまく脳に入っていかないようなのです。これは脳の中にある海馬という部分を切りとってしまった人の症状と同じようです。

では、日本でも問題になっている老人性認知症の原因とは、いったい何なのでしょうか。

そのひとつに考えられるのは、脳血管障害です。

これは脳の血管が詰まってしまったりして、その先に酸素やブドウ糖が運ばれなくなってしまい細胞が死滅する場合や、動脈が破れて出血し、その血液が脳の細胞を圧迫し破壊する場合などがあります。

こうして破壊され、死滅する細胞が記憶学習の役割をする部分でおこると、認知症になってしまうのです。日本人の場合、老人性認知症の約60パーセントが、この脳血管型だといわれています。

もうひとつの原因として、老人性認知症がおこるのは、とても広範囲にわたって神経細胞がなくなってしまうためだと報告されています。これはアルツハイマー型の認知症といっています。

アルツハイマー型では、特に海馬にある神経細胞の突起がこわされたり、切れたり、消失したり、突起ののびていた範囲がせまくなったりするのです。

日本人の場合、老人性認知症の約25パーセントがこのアルツハイマー型です。そして残りの15パーセントが、脳血管型とアルツハイマー型が混在した老人性認知症といわれています。

肉食中心の欧米で、老人性認知症の原因を見てみましょう。

欧米では、原因はアルツハイマー型がほとんどだといわれています。日本と欧米ではどうしてこれほどまでに原因がちがうのか、実のところはっきりとはわかっていません。

人種による遺伝的な問題が原因しているのか、食生活のちがいなのか、また別の原因があるのか、断定できないのが現状です。

しかしどちらにしても老人性認知症の原因は、海馬の神経細胞が少なくなったり、突起に障害がおこることによるものなのです。

(続く)

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